SL「やまぐち」号25周年記念日レポート
 遅くなりましたが、8月1日の「SL「やまぐち」号25周年記念日」のレポートです。  
 台風10号の影響が、かなり心配・・・
 8月1日早朝、津和野発となるC56が定刻どおり、新山口駅を回送で出発したとの連 絡を受け、この日イベントを実施するとすれば、SLの交差は可能であると、まずは一安心です。
 この日は、SLが運行されるか否かで、イベント実施の可否を判断することとしていたため、直前までどうなるか判らない状況で、セレモニー開始までがものすごく長く感じられ、落ち着きませんでした。
 そして、午前10:00いよいよ、新山口駅での「SL「やまぐち」号25周年記念セレモニー」が始まり、山口県副知事(要旨:復活運転開始以降、観光客やファンに支えられ、今や県の貴重な観光資源となっている、いつまでも夢とロマンを乗せて、力強く走り続けてもらいたいので、皆様の一層の支援をいただきたい。)とJR西日本広島支社長(要旨:SLの勇壮な走りが多くの人々の心をとらえ、山口線の風景にとけ込んでいる。皆さんのご愛顧をいただきながら元気よく走り続けたい)の挨拶がありました。

 その後、C57の一日こども車掌任命式では、宇部市在住の柴川未来さんが新山口駅長より任命証を受け取り、機関士への花束贈呈の後、小郡町長の出発合図で豪快な汽笛の音を奏でながら、SL「やまぐち」号は新たな歴史への第1歩を踏み出したのです。
 出発後の車内では、観光フレンズの岡野雅代さんによる、沿線市町の観光PRや、一日こども車掌の柴川さんによる自己紹介が行われ、また、山口駅を通過してから、SL「やまぐち」号25周年記念乗車証やSLチョロQの配布を実施したところ、みなさんに大いに喜んでいただけました。

 やがて、SL「やまぐち」号(C57-1)は、C56-160の待つ篠目駅に到着、出発前から降り出した激しい雨は収まることはありませんでしたが、柴川さんが「とても感動した」と感想を書いてくれた、2人のこども車掌によるたすき交換式が行われ、お互いがガッチリ 握手した後、一日こども車掌は入れ替わり、乗務を続けてくれました。  
 そして、いよいよ出発時刻到来。
 客車の扉が閉められた時、私は篠目駅のホーム上にいました。

 前後から、2台のSLの汽笛が響き渡り、空気が振動しているのがハッキリ感じ取れる程凄まじい音でしたが、いつまでも聞いていたいくらいの綺麗な音色でした。
 やがて、SLはゆっくり走り出し、篠目駅に訪れていた皆さんの興奮も冷め止まぬ内に走り去ってしまい、SLが交差するという歴史的な出来事は終わりました。
 最後に、25周年記念日は過ぎてしまいましたが、この日のできごとが皆さんの心の中に永く刻まれますことと、これからもSL「やまぐち」号が力強く走り続けることを祈念 しレポートを終わります。